女性の身体は生涯をかけて変化する。自分を大切にするための産婦人科活用法

女性の身体は生涯をかけて変化する。自分を大切にするための産婦人科活用法

女性のライフサイクルについて

女性の身体は、月経の始まる思春期、妊娠・出産のできる成熟期、閉経を迎える更年期とそれぞれのライフステージで変化していきます。それぞれのステージで女性特有の病気やトラブルがあり、産婦人科が心強い味方です。

思春期の女性特有のトラブル

10~18歳の思春期は、月経がはじまり体が女性として成熟していく大切な時期です。思春期によくあるトラブルに、月経異常や、月経痛、性感染症などが挙げられます。月経異常は悩みやストレスにより起こることもあり、多くの場合は心配ありませんが、長く続く場合は婦人科の受診がおすすめ。月経異常や月経痛の中には、子宮の病気が原因の場合もあるため、注意が必要です。

成熟期の女性特有のトラブル

成熟期の女性にあるトラブルとしては、不妊症や乳癌や子宮癌などの女性特有の疾患が挙げられます。
不妊治療に対応している産婦人科では、不妊症の原因を調べる検査や、タイミング療法や人工授精といった不妊治療を受けることができます。
また産婦人科では、乳癌や子宮癌といった、女性が罹患するリスクの高い疾病の検診も実施。癌は早期発見が治療の鍵となります。かかりつけの産婦人科を持ち、定期的に検査するのがおすすめです。

更年期の女性特有のトラブル

女性の45~55歳の時期は更年期と呼ばれ、女性の身体に様々な不調が起きやすい時期です。女性ホルモンの急激な減少により、疲れやすくなったり、肩こりや頭痛、イライラ、うつ症状、不眠などの症状が起きる場合があります。更年期障害の治療には、産婦人科でのホルモン療法や漢方療法、カウンセリングがあり、信頼のおけるかかりつけの産婦人科を持っておくと安心です。